ホームページの最初のページに、舞台「アンネ・フランク」の予告編の映像をアップしました。ぜひご覧ください。
9日、ニュースで中東シリアの知られざる現状を、日本人のジャーナリストが詳細を報道していました。アサド政権による反政府運動デモに対する弾圧と、それに加わったり、避難した者の家族への拷問、虐殺の様子が映像で流れました。
過去、戦争で起こった悲劇は残念ながら決して過去だけのものではなく、時に繰り返されてしまいます。私たちに出来ることは何か、そしてどうすべきなのか。
無知による過去の過ちを繰り返す行為は避けなくてはなりません。
まずは、知ること。先代のものが次の世代に伝えること。そして考え、世界の世論として政治を動かすことが悲劇を防ぐのではないでしょうか。
重いテーマを舞台にすることには賛否両論あります。
私に言った人がいます。「だれも勉強しにアンネを見たいとは思わないわよ。」
私はそうは思わない。私たちが過去の過ちを次の世代に伝えずに誰が伝えるというのでしょうか。ある方が感想を送ってくれました。「舞台が娯楽や趣味だけで終わってはいけないのだと思った。」
楽しかったり、夢がある舞台もいい。でも私はそこに何か心にしみるものがほしい。
そんな思いでこの舞台は作られました。参加してくれた多くのメンバー、共演者たちも、多くは平和に対する思いから、大変な長編物にのぞんでくれました。
DVDでは多く編集していますが、ぜひご覧ください。
舞台が進化し、再演出来る日を望んでいます。ご希望されるところがあればご相談ください。
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ちか (木曜日, 10 5月 2012 01:14)
アンネのバラが美しく咲いているとのニュースが、新聞に出ていました。まだ見に行ったことがないので、近いうちに行きたいと思っています。
よっさん (土曜日, 12 5月 2012 21:48)
ちかさん、ありがとうございます。
ばらの教会、よかったようで何よりです。
こうやって何人かの人たちに伝えられていくのですね。